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***館内ガイドFAQ*** Q.白亜期とは?
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35.白亜期とは?
中生代を3分したうちの最後の紀。名称は,ヨーロッパのこの時代の地層に卓越するチョーク(日本語で白亜,ラテン語でCreta)に由来。本紀は前期・後期に2分される。かつては3分(ネオコミアン世,ガッリク世,セノニアン世)する場合もあったが,現在はほとんど使われていない。年代は1億4,550万年前から6,550万年前。
英仏海峡を中にはさんで、イギリスの南岸ドーバーとフランスのノルマンジー地方の海岸には数10mの高さの切り立ったまっ白い崖がつづいています。この壁の石は、チョークと呼ばれる白い石灰岩でてきています。白亜紀の白亜とは、このチョークの意味で、この白い地層をもとに設定された地質時代が白亜紀です。
この時代は、植物では裸子植物にかわって被子植物がさかえ、鳥や哺乳類、硬骨魚類もだんだんと多くなってきました。太平洋をとりまいてはげしい火山活動や造山運動がはじまりました。
ドーバーの白い崖の石チョークは、黒板に字を書くチョークと同じ石灰の石です。これは海底にたまった石灰の泥や石灰質のプランクトンの殻からなります。
このチョークは英仏海峡だけでなく、世界中のいたるところに分布していて、大陸の内部にまでおよんでいます。このことから、白亜紀にはチョークのたまる浅い海が陸地の奥まで広がっていたことが考えられ、海が広がった時代と考えられています。
チョーク (chalk) は、未固結の石灰岩のこと。イギリスのドーバー海峡周辺で崖をつくる厚い地層のことで、円石藻の化石(炭酸カルシウムのココリス)から成る。 日本語では白亜(はくあ、白堊とも)という。日本では地層が堆積した年代から、白亜紀の語源となったほか、黒板に用いるチョーク(白墨)の語源にもなっている。 チョーク (chalk) は、未固結の石灰岩のこと。イギリスのドーバー海峡周辺で崖をつくる厚い地層のことで、円石藻の化石(炭酸カルシウムのココリス)から成る。 日本語では白亜(はくあ、白堊とも)という。日本では地層が堆積した年代から、白亜紀の語源となったほか、黒板に用いるチョーク(白墨)の語源にもなっている。
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